学校生活と部活動
中高生のお子さんが3年生になり、これまで一生懸命頑張ってきた部活動の最後の大会が終わり引退した後どのように過ごしていますか?
中学生は、近年、部活動に割く時間も減ってきていてはいますが、高校ではまだまだガッツリ部活動が学校生活の大半を占めています。
その環境が一変する出来事が、部活動の「引退」
これまで部活中心で休みの日も大半を使っていたであろうその時間が、空き時間となりこれからどのように時間を活用していくかで残りの学校生活は変わってくると思います。
- 思う存分、残りの学校生活を楽しみたい
- 将来に向けての準備期間にしたい
大体、この2パターンの考え方になると思うのですが…
①思う存分学校生活を楽しみたい
体育祭や文化祭など学校行事もあり、集団生活で過ごす友達とのかけがえのない時間となります。
中には、アルバイトや恋愛に目覚めるお子さんもいるかもしれませんね。
この時期の交友関係は一生ものになったりする事も多いです。
ただ、遊び呆けているだけに見えたりしても、長い人生で見れば本当に貴重な時間になる事だってあります。
親御さんは最低限のルールを教えてあげてください。
- 人に迷惑をかけない。
- 警察の厄介になるような事はしない。
などなど。
②将来に向けての準備期間にしたい
進学を考えているなら、勉強をがんばる時期となり、今までより使える時間も増えて勉強に集中できるようになります。
就職にしても試験があればそれに向けての準備期間にもなってくるでしょう。
将来への準備期間 = 勉強
こんな風に解釈が出来ると思います。
親の思いと子どもの気持ち
親御さんからすればいろいろと思うことや希望ももあるでしょうが、どのように過ごしていくかを決めるのはあくまでお子さんです。
お子さんに対して心配や不安があり口を出してしまいそうなら、指示をするのではなく、先ずはお子さんの意見を訊いた上で、あなたの素直な思いを伝えてみてはいかがでしょう?
- こうなって欲しい
- こういう風に過ごして欲しい
- もっと勉強して欲しい。などなど…
これからどうしたいと思ってる?
私はこんな風に思っているけど、あなたはどう思ってる?
こんな感じにです。
順調に将来に向け進んでいければ良いですが、もしもあれ?これは違う!とお子さんが進路変更したときに焦らずサポート出来るように、あなたの思いや考えをきちんと伝えておけば、お子さんも安心して相談できるでしょう。
理想はお子さん自身が将来の事を考えて、自ら何をすれば良いのか?がわかってくれる事ですけどね。
まとめ
中学生にせよ、高校生にせよ、部活動を引退した後、残りの学校生活は、次のステージに向かっての準備期間になると思うのです。
進学する。就職する。はたまた留学する?
様々な選択肢があるとは思いますが、まずはお子さんの意見に耳を傾けてあげて欲しいのです。
もちろん、親御さんのご希望はあると思いますが、お子さんはお子さんの人生を進みます。
なので、出来る限り見守る役割に徹してあげた方がお子さんの自立や成長には良い事だと思いますよ。