仲良し家族と子育て
この頃は仲良し親子なんて言う言葉を聞くことがあります。
親子の関係がしっかりと出来ていてお互いが信頼しあえているのならいいですね。
仲良し家族と称して、実際は違うと言うグレーな事も…。
何でも分かってくれる、してもらえる、許されると思っている関係って仲良しと言えるのでしょうか。
ゆるゆる楽しくの中にも節度ある親子の関係性が必要な時もあるでしょう。
例を挙げるなら
挨拶
自分で怒らずに他人に怒ってもらう
いつでもどこでも一緒
①挨拶
挨拶のできない子が増えてきてます。
おはようやおやすみの基本的な挨拶
何か助けてもらった時に伝えるありがとうと言う感謝
自分が悪いと思った時にごめんなさいと謝れる事
感謝していたら自然と出てくると思いますが、してもらって当たり前と思っていたらこれらはなかなか出てきませんね!
思春期になると更に恥ずかしくて思っていてもできないって事もありますが…
言葉にしないと伝わらないので、親御さんの方から声かけてスルーされてもし続けてみると良いですよ。
例えば、
ついつい喧嘩して感情的になって言いすぎた時などはお互い謝りにくい事もあります。
言い過ぎてしまった時は先ずはこちらから謝って何故怒ったのかその理由も伝えてみましょう。
昔のように根性論や背中で気付け的な事は今どきのお子さんには理解しにくく逆に自分のことは何も分かってくれないとなる事もあります。
キチンと説明して自分で考えれるように余裕を持たせましょう。
そうしたらふとした時に自分の気持ちを伝えてきます。
最初は難しいかましれませんが、慣れると言いすぎてしまうことにもストップもかかり無駄にぶつかり合い事も減ってきます。
②他人に怒ってもらう
騒いだり、何かしたら怒って構わないから怒ってね!
私が言っても聞かないのよ!
これを言われた時に私は物凄くびっくりしました。
どういう事なのか意味が分かりませんでした。
その場に居合わせたなら注意はしますが、その後は他人が怒るのではなく親子で話し合って、謝るなら謝りに行くなど対応していけば良い話だと思います。
あと後聞けば、子どもに自分が悪く思われるのが嫌だったと後から知りました。
まったく困った理由でした。
他人に任せっきりではなく、いけない事や、悪いこと、良い事も含めてご自分でもしっかりと伝えていく事が大事です。
③いつでもどこでも一緒
親離れ子離れみたいなことなのですが、特に親御さんが心配しすぎて行動管理してしまう事がありますね。
だんだんと大きくなっていけば、友人関係含めて行動範囲も広がってきます。
その分大丈夫かしらと心配もつきませんね。
外に出て体験して自分で考えて行動することで、自信や社会のルーツ、責任感など生きていく上で必要なことを学んでいきます。
それらは家にいただけ、家族といただけでは知ることのできない事柄です。
心配しすぎて全てを制限するのは望まない反発や反抗を生み出します。
社会にでていくうえでもマイナスになってしまいます。
ここまでは許せる、ここから先は制限をかけるなど親子で話し合って決めておくと良いですね。
例えば、
携帯を使える時間帯
我が家の場合は、際限なく使うので半強制的に、高校生になるまでは昼間や、21時になるとネットが使えないようにしてました。
本人の申告により必要な時は22時まで使えたり、日中も使えるように解除してました。
仲良しすぎる友だち感覚の度を超えた親子関係ではなく、親子であっても節度を持つメリハリのある関係をつくっていきましょう。
そうすることで自分で考え行動する。他者との交流も円滑に行えるようになってきます。